コウの日記

波乱に満ちない平々凡々な日常をただ記述してゆくだけのブログです。

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西南シルクロードは密林に消える

 
 タイトルが少し長い、紀行ものノンフィクション。

西南シルクロード

 中国からインドに至るルートとしては玄奘三蔵の通ったルートが一般的である。
 即ち玉門関から天山南北路のいずれかを進み、ヒマラヤ山脈を迂回して南下してインドへ。

 対して西南シルクロードとは。
 成都を起点としてビルマからインドへ入国、この場合はカルカッタを終点と定めている。
 政情不安定なそれらの地域を奮闘しながら通過した著者の、一部始終を記録したのが本書である。

 漢の武帝の頃、張騫という人物がいた。
 北方塞外民族・匈奴の跳梁に悩まされていた漢は、同じく匈奴の迫害を受けて土地を追われた月氏という国家とともに匈奴を挟撃すべく、同盟を結ぼうと思い至った。
 その使者として月氏へと旅したのが張騫である。
 彼の旅は波乱万丈にして困難を窮めたのだが、詳しい経緯はまた別の話である。
 現アフガニスタンで張騫は蜀地方の物産、竹で出来た杖を目にする。それによって彼は蜀から直接西行して行けるルートがあるのではないかと考えた。

 それが今回本書の著者が旅行した西南シルクロードである。
 前人未踏のルートを辿ることの困難は筆舌に尽くし難いものがあったろうが、本を開いている最中はともに旅して困難に立ち向かっている気分になる事ができた。
 各地域の政治的な状況の説明はわかりやすく、ジャングルでの苦境や立ち寄った村の描写も五感を刺激してくれる。
 何度も絶体絶命の危機に陥り、そして切り抜ける。
 実は読んでいて面白いのはそういった場面であったりする。


 出不精の私も旅した気分になれる、お得な一冊だった。
 
 
 

 
 

テーマ:本の紹介 - ジャンル:小説・文学

  1. 2011/05/22(日) 17:45:17|
  2. 書物のこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

題名だけ読んで、アマゾンで「西遊妖猿伝」の新刊を買ったのかと邪推してしまった・・・(;゚д゚)
  1. 2011/05/24(火) 13:09:06 |
  2. URL |
  3. mimimi #ZLWYz.16
  4. [ 編集]

mimimiさんこんにちは!
なるほど、そうとも取れないこともないですね。
私はセブンネットで宗像教授15と一緒に注文しました。
楽しみです。
  1. 2011/05/25(水) 11:58:28 |
  2. URL |
  3. コウ #-
  4. [ 編集]

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